【結婚式のファッション・アドバイス】
結婚式は、親御様にとっても晴れの舞台。
控えめになさらず、主役感のある装いを。厳かな場の教会やホテル
などでは「正礼装」を。レストランなどのカジュアルな場では
「準礼装」を、といった基本的な使い分けを踏まえていれば、
後は自分なりにこだわって着飾るのがコツ。
ここでは、そんなファッションの参考となるパターンを
まとめてみました。
(お母様のための正礼装)
明るく、華やかに着飾ることが共通のポイント。
昼と夜ではアレンジを極端に変えるのも忘れずに。
[正礼装のロングドレス]
少し厳かなカトリック式の教会や大聖堂、年輩ゲストの多い格調を
重んじた披露宴などにふさわしい衣裳です。
とりわけグレーやベージュなどの淡いカラーが基調のドレスが合わせやすく、好評を得ています。
ジャケットやストールなどとの組み合わせが自由自在。優雅で華やかな出立ちで、やさしい雰囲気の印象を与えられます。
[黒が基調のロングドレス]
「冠婚葬祭は黒でなくては」とお考えのお母様へ。そのシルエットやデザインなどで、同じ冠婚葬祭用でも、喪服に見えない黒のロングドレスが
おすすめです。中でもコサージュやストール、刺繍などに大胆な挿し色を配したコーディネートが効果的。
基調の黒色は体型も目立たせず、全体をスリムに見せる効果も抜群です。
[最も格式が高い和服留袖]
和服派のお母様は、今でもやはり多いもの。神前式の結婚式にはもちろん、さまざまな格式を重んじる式場やホテルにもふさわしく格式の高さを
感じさせる出立ちです。ポイントは何といっても、色や柄。人によって相性があるので、その選び方は充分慎重に。
年齢や体型を考慮し、できればプロの方に見立ててもらうといいでしょう。
(お父様のための正礼装)
新郎を意識して、多少控えめに。あとは工夫次第で、できるだけ明るく、華やかに着飾ってみてはいかがでしょう。
[正礼装のモーニング]
お父様の衣裳の中で最もスタンダードなモーニング。会場の格式や招待ゲストのメンバー構成などに左右されずに安心なことで、
変わらぬ定番となっています。ただし、夜の披露宴やパーティーには厳禁。夕方6時頃以降は燕尾服かタキシード着用を。
昼夜に着用可のものとしてフロックコートという正礼装もあります。また新郎が準礼装の場合、正礼装は厳禁です。
(靴やアクセサリー小物など)
ファッションが決まったら、次は靴や小物選び。冠婚葬祭のひとつだけに、ちょっとした決まりごとや常識もありますのでご注意を。
[お母様が正礼装のファッション]
バッグや靴は布製のものが無難。靴は革やエナメル製はふさわしくないのではありませんが、靴だけ浮かないようコーディネートに
充分気をつけることが大切です。またアクセサリーも定番中の定番、パールがもっとも無難といえるでしょう。
[お父様のアクセサリーと靴]
一般的でもあり代表的なアイテムは、カフスボタンとネクタイピン。こちらもお母様と同様、定番のパールなどの白い輝きのあるものがおすすめ。
モーニングには光沢のない黒の革靴、紐靴やスリッポンを選ぶのが正統的。
【当日の失敗を防ぐ方法】
【 親御様の為のマニュアルトップに戻る 】